包茎の検査・診断の方法
包茎とは、亀頭が包皮に覆われて露出しない状態のことを言います。
包皮を剥ける状態ですが、通常は亀頭が覆われているのを仮性、先端の包皮口が亀頭より小さくて平常時でも勃起時でも、剥くことができない状態が真性です。
真性包茎の場合は、無理に包皮を引っ張ったとしても尿道口が見える程度しか剥けないケースがケースが多いです。
検査・診断方法は特になく、勃起時でも亀頭が露出しない状態であれば、真性包茎だと患者本人でも判断することができます。
このような包茎の悩みを医師に相談するのは抵抗がある、という人もいますが、特に真性包茎は亀頭が常に包皮に包まれているため、雑菌が繁殖しやすい状態です。
不清潔で炎症も起きやすく、腫れ上がり痛痒くなるなどの症状が引き起こされます。
また、炎症を繰り返すと皮膚同士が癒着してしまい包茎が悪化してしまいます。
そんな状態を避けるためにも、真性包茎の人は早めの治療が重要です。
真性包茎の治療方法について
真性包茎は、手術によって治療することができます。
保険適用することも可能です。
治療を行う際には、亀頭を覆っている包皮の先端の包皮輪という部分を完全に取り除きます。
亀頭を露出させてから、余分な皮を除去していきます。
包皮輪は亀頭を締め付けてしまうため、この部分が残っていると治療した後でも勃起の度に強く締め付けられてしまう状態になります。
この状態を放っておくと、むくみが発生してしまい、最悪の場合壊死してしまう可能性があるため注意が必要です。
この部分を取り除くには、技術力が求められるため経験豊富な専門医に治療してもらうことが必要となります。
完全に癒着してしまっている、というケースの場合は、亀頭と包皮の内部を薄く剥がしていく必要があります。
包茎を治療するための手術方法はいろいろなものがありますが、包茎の状態によって向いていない方法もあるため注意が必要です。
どのような治療が良いかは、医師と相談してから決めることが大切です。
まとめ
真性包茎は、病気になりやすい状態です。
早漏などの問題も発生しやすいため、治療することをおすすめします。
治療を行う場合は手術をすることになりますが、医師の技量によっては手術の時の縫合跡が目立ってしまうこともあります。
縫合跡を目立たせたくないという場合には、技術力の高い専門医に治療してもらうことが大切です。
施術方法やクリニックによっては保険適用を行っていないケースもあるため、クリニックに確認してから治療を行います。