真性包茎の治療法の種類

包茎の種類について説明

包茎には状態によっていくつかの種類があります。

日常的な状態では皮に覆われており、性交時には充血して膨張した亀頭部が露出する仮性包茎がまず一つです。
仮性包茎の仲にも状態が軽いものや、後述する真性包茎に近いものまで状態は様々で個人差があります。

真性包茎は日常時も勃起時も亀頭が露出せずに包皮に包まれた状態が続き、勃起時には痛みが発生し性交痛が発生することも少なくありません。
その場合は妊活に支障が出るので、手術が必要になります。

真性包茎は他にもデメリットがあり、皮膚炎が発生しやすくなったり亀頭部が先細りしてしまうこともあるのです。
また汚れが溜まってしまうため悪臭が発生したり、黴菌が入り精巣上体炎などの病気や性病にかかりやすくなってしまうデメリットがあるのです。

カントン包茎はさらに包皮先端が狭くなることで勃起時に強い痛みが発生したり、皮が元に戻らなくなってしまうケースもあります。

真性包茎の手術の種類

真性包茎の治療法にはいくつかの方法があります。

切る部位や術後の縫合法によって、その後の状態が多少ことなるのです。

一般的に用いられるのは背面切開術や環状切開術と呼ばれる手術の方法になります。

余っている包皮を取り除き亀頭部を自然と露出しやすくする手術になりますが、皮の一部に切れ目を入れて露出させるのが背面切開術になるのです。
環状切開術は先端部を文字通り円状に切り取る手術になります。
どちらの場合も目的は余った皮を取り除き、真性状態である性器の亀頭部を露出しやすくする手術です。

より成形的な見た目をお望みならば、美容外科的技術を使った亀頭直下切開法がお勧めです。

亀頭の膨らんだ部分に傷が隠れるため、手術跡が目立たないのがメリットになります。
性交時や温泉などで一瞥しただけでは手術跡が分からないため、コンプレックスを最小にすることが出来ます。

このように目的に応じた真性包茎の治療法があるのです。

まとめ

真性包茎はクリニックへ行って診察してもらえば、外科手術を勧められる状態です。

恥ずかしいことやデリケートな部分なので、手術をためらってしまう心理もよく分かります。

しかし現代は麻酔の進化や外科手術の進化により、痛みも少なく回復も早く手術も術後の経過も比較的に大きな負担がありません。

約2週間ほどで抜糸が出来ますし、日常生活は術後から出来ます。
ジョギングなどの有酸素運動は1週間ほど控えれば十分になります。
詳しくはクリニックへ相談することをお勧めします。